古紬着物一着から作成しています3つ目の作品になりますが、まだ残布があります。
このシリーズ(紬はこのへんにして一枚の着物の作品例をあげてまいりましたが、
洋服生地より古着物を解くと様々な作品を展開して行くことができました。
- チュニックコート
- トートバッグ
- スマホポシェット(上記の作品)
残布は次回の作品の一部として活用できるように一旦ストックします。
古着物一枚から生まれる作品の数々・・・
シリーズ物としての楽しみ方をお伝えできますよう、多くのアイディアをご提供できればと思います。
古紬着物作品NO3:スマホポシェット型紙構成
紬から制作するスマホポシェットの作り方になります。
型紙は簡単です
型紙の取り方は私は長財布の寸法を測って取りました。
長財布のサイズでしたが、長財布はこちらの寸法ではで出来上がってからは入りません。
調度ケースに入ったスマホ(標準サイズ)がぴったりの大きさになります。
こちらはファスナー付けどまりまでが両面開きのファスナーのつけ部分になります。
残りの部分がマチになります。
このポーチの型紙は上記の製図の部分が前後で2枚
後はファスナー部分と残りのマチで構成されています。
型紙はご自身のサイズでお作りになってください。
まずはファスナーの付け位置決め、残りの長さはマチとお考えになられるといいです。
表2枚は芯張を行ってください。
そしてアクセサリー的な物を例えばタグなど・・・
裏面に私はファスナーを付けていますが、アクセサリーのみでも構いませんし、簡単なパッチポケットでもいいですね。
古紬着物作品NO3:スマホポシェット縫製手順
- 表前後仕上げ
- マチにDかんを付けたタブを仮付け
- マチとファスナーを中表に縫う
- 表前後とマチ+ファスナーを縫う
- 袋布を縫う
- 袋布にもポケットをつける
- 袋布はファスナー部分の型紙は無し
- 袋布の口部分をファスナーブ分にまつり縫いで留める
- 袋布の底の縫い代と表布の底の縫い代を片側のみ軽く縫って留めておきます(表生地と袋布が離れないです)
- 表に返して完成です。
- 肩紐ショルダーは市販の物でもご自身でお作りになられてもよろしいです。
ファスナーとマチの合体した部分と本体との縫い合わせが難しいかと思います。
合い印もご自身の思うところにおつけにになり、
それぞれを合わせる練習をしてみてください。
本体と縫い合わせるまちの部分のカーブの部分に細かい切込みを入れて頂くと、本体とまちがうまく沿ってより縫いやすくなります。
この縫製をマスターすると、厚みを持のあるポシェットを作る事ができます。
古紬着物NO3:すまほポシェットをもっとかわいくするバッグチャームの作り方
用意したパーツ
これらを組み合わせたチャームになります。
ショルダーベルトを付けるDかんのついたタグに通して装着しました。
このようにバッグチャームを付けるとあなたの作品がうんとかわいく演出されます。
ご自身のために身近な不用品の素材をアップサイクルして下さい。
着物リメイクから着物のアップサイクルに変身させてください。
アップサイクルは従来素材を別の物に変える事です。
リメイクの粋を超える作品作りの技術を身に付ければ、目の周りのいらなくなったものが又あなたの役に立つ大切な物として生まれ変わります。
昨年を振り返って思うハンドメイドの在り方
去年一年を振り返り、ハンドメイドという分野も大きく生まれ変わっているように思いました。
従来通りハンドメイド作品を只販売するにはもう難しいかと思いました。
誰が何を求めているのか、それらを考えながら作品作りをしないとダメだと思います。
例えば、着物リメイクを上げると、只着物リメイクワンピースとか、着物リメイクバッグとか・・・
ではだめなんです。
一
山ほど次々と作品作りをするのではもう誰も見てくれない。
なら!作品作りキットの販売をする。
それも販売されている生地ではそちらの販売店がやっている事の物まねになってしまいます。
只のリメイクではない唯一無二のリメイクを考えて行く必要性を考えながら、自我自尊にならない作品作りを心掛けて行きたいと思っています。
着物リメイクやハンドメイド作品を日々の中で必要に思って頂ける作品に仕上げて行き事に私はチャレンジしていきたいです 🙄
まとめ
- 型紙は大切なあなたの基礎
- 作品作りは型紙から
- 型紙作りは最も大切
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