ハンドメイド作家が定番を作る訳３つ
- ○と言ったら●だよね～と思ってもらうため
- ここしかないを定着させるため
- 絶対これはここで買うを決定付ける為
ハンドメイド作家の陥りやすい問題点は、より良い作品派より人気が出て高くうれるという思い込みがあるため、無駄な労力や資金を投じてしまっているという事です。
私が今後あなたが効率良くハンドメイド活動に打ち込める事ができるようになるための提案をして行きます。
はっきり申し上げますが、アーティストとして名を上げるか、利益を重視したハンドメイド活動を行うかによって今日の課題は変わっては来ます。
名を上げる為なら、個展や高額な出陳費用を出して百貨店などであなたを知ってもらわなければなかなかネットだけでは有名にはなれません。
又、あなたを支援して下さる方がいらっしゃるなら別の話になります。
私が今日お話しして行くことは、あくまでも個人がハンドメイドでまっとうな利益を得る為の第一ステップをお伝えして参ります。
ユーザーのターゲットが決まっていらっしゃるのなら、まず定番をしっかり作る事です。
その定番を目指してお客様が集まるようにして行き事を一番に考えましょう。
あなたの売りは何ですか？
ハンドメイド作家であればハンドメイドオールマイティ―は結局一番反響が減ります。
世の中にハンドメイド作家は腐るほどいるわけで、何を売りにするかしっかりと決めて下さい。
売り物にカテゴリーを付けて行きましょう。
カテゴリー通りに作品を展開して行くことが重要です。
○と言ったらここだよね～
貴方のところにしかない物を定番にします
それは、例えばTシャツをとりあげてみましょう！
あなたの描く絵やイラストをTシャツにして販売していたのなら、あなたの画風はあなたしか描けない物になりますよね。
そこに別の物を置けばお客様は迷ってしまいますから、結局は購入には繋がらなくなるんです。
もしも、手書きのTシャツを売りにしているのなら、その定番を例えばサイズであったり、長袖、半そでのカテゴリーに分類するのです。
Ｔシャツ以外の物を売るのでしたら、例えば靴に同じ絵をほどこしてみるなどはいいですが、
そうなるとかなり時間を要します。
ハンドメイド作家の必須は効率のよさとそれに見合う賃金が目標なので、
腕に自身のある方はあれやこれやとやり過ぎる事が多くなっています。
実のところ私もそうです。
次から次へと新しいデザインにチャレンジしたくなるのですが、これは結局売り上げに繋がって無かったように思います。
その前にやる事は、一つの作品を全力でヒットさせることです。
カテゴリーはあえて最初から作る必要はありません。
ともかく作品は一つと限り、プリント物はならサイズをM・L程度にして、より多くのプリントを作り上げる事がいいと思います。
私はこの度着物リメイクの定番を羽織物カテゴリーチュニックをこのデザインにしました。
定番のチュニックコートはこれです。
私の場合は古着物が素材になるので、この形でまずは様々な着物で制作を始めています。
一デザインを私はL寸で最低3枚は縫い上げます。
着物リメイクのフードチュニックはここで買いたい！そう思って頂ける様にしないとなりません。
差別化を図るには、他にあるものは絶対に作らない事
このデザインをリネンで作るとと同じような作品を作っている人はいると思います。
着物リメイクの差別化は素材が一点一点違う事にあります。
このデザインを大島紬で作成したらまたそれは別物になります。
それが着物リメイクを私がやり続ける理由でもあります。
あなたがもしアクセサリー作家さんなら、他の人の物真似ではないあなたが考案した作品を販売して下さい。
私のミスは着物だからこそ全てに違ったデザインと考え過ぎていた事にあります。
まずはこのフードチュニックを定番にして様々な着物生地で作成します。
本来、大島紬だけで行う方がコアなユーザーに有効なのですが、着物の種類を限定するのはしていません。
このチュニック以外に、
着物リメイクアンサンブル （３－7）羽織チュニックＪK＆前釦ベストセット
此方もセットアップのチュニックの羽織物ではあります。
此方も販売中ではありますが、
この度からまず上記のフードチュニックコートを同じ形で制作します。
使用する着物は紬のみにします。
大島部門はチュニックのカテゴリーを分けた時点で
あれもこれもではなくあなたの売り（私の売り＝着物リメイク）を二つぐらいのカテゴリーに分けます。
それで、もし羽織物（私の場合）を固める最低５点用意します。
羽織物の中にフードチュニックコートは一項目になります。
ワンピースなら左、羽織物なら右
着物リメイクチュニックコート （フード付き・裏無し）（４－9）刺しゅう入り
ベイスショップにて販売しています。
こちらの2点をまずは５点ずつ作り上げてみます。
沢山の種類やカテゴリーをたくさん持ちたくはなるかと思いますが、
カテゴリーを増やし過ぎないで、ともかく効率良く作り上げて行くことに専念します。
黙々と淡々と繰り返して同じ物を作る事に慣れて行ってください。
この同じ形も物を作り続けるという事は定番を作り上げる事となるのです。
そしてお客様がここにしかない物として認識してくれるんです。
人気ハンドメイド作家は定番を必ず持っている
定番作成に力を注ぐ意味
それは、あなたの作品をユーザーに定着させる為です。
同じ物ばかり作るなんて、「これしかできないの？」って思われるかも知れないと思ってませんか？
定番パターンが確定すればアイテムやカラーサイズを増やしてバリエーションを出すのがいいですね。
パターンは同じだけど生地が素材が変わると全く違った物に見えますし、お客様は大体ベースの好みはきまっていますから、少し変化を持たすと喜ばれます。
軸を持ったデザインが受けるのです。
突拍子もない物には人はあまり興味を持ちません。
私のこのデザインはあまり好評ではないです。
大人かわいい着物リメイク服ツーピース （代わりペプラムブラウス＋裾絞まりボトムス）
デザインは面白いと思って縫製しましたが、カラーが勇気がいる色ですね。
一定の方は面白いと思われるかも知れないのですが、このデザインやカラーは定番外の物に含めます。
私のように古着物リメイクの作家は一枚ずつ違う着物を見て「アッこれはこんなデザインにしよ！！」ってついカテゴリーを増やしてしまいがちです。
その結果は良いようで良くないと思っています。
例えば同じパターンでチュニックをワンピースにするのはいいと思います。
この形はワンピースで着たいと思う方もおられるでしょう。
なので、着丈をチュニック丈とワンピース丈の二通り引ける型紙を用意します。
又私はサイズをＬ寸だけを制作しえ、11号から13号のみを制作しています。
このようにに限定するのもあなたの定番に活用できることでしょう。
ここは私サイズの11号の着物リメイクワンピースと羽織物があるから・・・
そんな風にまずはお客様が定着してくれる作品作りを行ってください。
軸を固めたら、後のデコレーションは少しずつ行いましょう。
貴方が人気作家になるための定番作りから本気で取り組んでみてはいかがでしょうか？
あくまでもハンドメイドをビジネスとして取れえてらっしゃる方への私の意見です。
趣味で楽しくハンドメイドを行う事と、ビジネスとしてハンドメイドして行き事は全くちがいますので、どちらにするかはあなた次第です。
私の予定としましては、5月いっぱいは定番縫製に専念して参りますので、その都度又このように私自身の制作上の問題点等が置きましたらブログにて申し上げて参ります。
あなた自身のハンドメイド活動が異議のある形になって下されば私も嬉しいです。
此方の記事も併せてごらん下さい。
まとめ
- 定番作品を必ず持ちましょう！
- 人気作家は必ず定番作品を持っている
- あなたのところにしかない物が定番作品です！！
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