小さな人形|ピンセットを使ったハンドメイドドール
15年ほど前に作った私のミニドールになります。
お人形の制作方法からお伝えして参ります。
準備するもの
- 水に浮く軽い紙粘土(100円ショップでも売っています)
- 綿ジャージー(肌色)
- 毛糸(ほどいて使います)
- はぎれ(洋服用)
- 絵具や色鉛筆(顔を書きます)
- 細かい所を切るはさみ
7・針金(園芸で使われ銅線など比較的太くて柔らかい物9
手順
- 水に浮く軽い紙粘土でパーツを包みながら作って行きます。
- 顔から作ります。粘土を3cmの丸い団子にして、目の窪みを付け少し鼻を引っ張ります。口横筋を少し入れて顎を少しだけ押さえます。こんなへらがあったら便利です
- 胴から頭をつなぐ針金を刺し頭部の部分を突き出して先を丸くペンチで曲げます。
- 胴体を作りジャージーを貼ってから先の頭部とつながる針金に胴体を通します。
- 腕から手のひら指までを作りますが、指はミトンぐらいにしておいて、うまく切れるようだったら、5本指にして下さい。なれないうちはミトン指でいいです。
- 腕にも針金を通して胴体に刺します(一本ずつ刺します)
- 足も同様にします。
- それぞれのパーツがつながったら乾かしている間に服を作ります
- 服は手縫いでチクチクと手縫いで、ボンドと併用して着せます。
- 髪の毛は毛糸を解いて櫛で説いて自然な毛の感じを出します。
- 又ボンドでうまく貼って下さい。
- 顔を書きます。細いサインペンでも絵具でも、水性の色鉛筆でも書きやすいもので書いて下さい
- 粘土はまだ半湧き状態なので、まだ造作しやすいですが、抑え過ぎないようにして下さい。
- 後小物を付けて可愛くしてあげてね。
これらは小さなお人形で、水に浮く軽い粘土とジャージーと、毛糸が少々でできます。
この子達は私は少し上等なフィギアケースに入れてずっと大事にしてきました。
沢山お譲りもして、残った子はこれぐらいになりました。
私の創作人形は全てオリジナル、技法は自分で考え出した物になります。
日本の有名な人形作家をご紹介
- 与勇輝さん
- 辻村寿三郎さん
- 四谷シモンさん
- 森小夜子さん
森さんのアトリエ「アイトワ」には何度が行きました。個展も行かせてい頂きました。京都の小倉山の裾にお暮しになっていて、同じく京都大原にお住まいのべネシアさん同様スローライフをされていいます。
日本の創作人形作家の方はまだまだいらっしゃいますが、皆さん個性的できっと、ゆったりとした生活をされているように思われてなりません。
私もあこがれていて、今の家を建てる前まで、5年ほどかつての別荘地にある家を借りて暮らしていました。
物作りと生活スタイルは非常に結びつきが深いように思います。又ハンドメイドでも技術力の高い物を作られている方には断固としたポリシーがあるから、長く続ける事ができるのかも知れませんね。
自分自身が好きだから、長く作品作りができるのではないかしら?
創作人形はその名の通り、思いを形にするお人形です。有名も無名も関係なく、技法を見に付けたら作ることができます。
ハンドメイドを愛する人に悪い人はいないと思う。それを収益結びつける人、物を作り上げることに喜びを感じる人。それぞれですが・・・
色々な思いでハンドメイドしている事だと思います。
私のお人形達はとても古い物ですが、改めて少しずつもっと詳しい画像でご案内して行きたいと思っています。
まとめ
- 根気があれば創作人形はできる
- 仕上がった時の感動は最高
- 作品作りは産みの喜び