オトナかわいいチュニックをスモック型で縫ってみるテクニック編になります。
前開きスモック型チュニックをマスターして古着物でリメイクしたり、又手持ちのお生地で作ったり、以外と活用価値のあるデザインなので、ぜひ学んでみましょう!これさえマスターしたらコートにだってチャレンジできちゃいますよ☺
洋裁歴45年越えのフォーリア・マムが少しずつ解説していきます。
いわゆる割烹着として用いられるデザインになります。後開きは応用になります。丸首の前あきのスモックは意外と活用の機会が多いのでこの度はこちらのデザインを案内したいと思っています。
このデザインをマスターすれば羽織物系に応用できます。頑張ってチャレンジしてね☺
1 型紙を引く
- 後身頃の型紙から作ります
- 後身頃の線はい⓵後中心線②衿ぐり肩線③肩下がり④胸囲線⑤裾線⑥脇線の順にひいて行きます。
- 前見ごろも同等に引きます。
- 注:後身頃、前見頃の脇の線の長さは同じです。脇は後に合わせて引きます。
こちらは出来上がりの画像ですが、使うメインの生地はコーデュロイになります。
裁断をして行きます
今回使う生地はコーデュロイになりますが、最も気を付けないといけないのが、布目の方向になります。
コーデュロイや別珍、ベロアは同じ方向に型紙を置いて裁断しないとなりません。布目の方向を間違ってバラバラに裁断をしたらパッチワークのようになります。
布目は型紙の裾部分を下に、布は手の平で生地の上部から撫でて、生地の引っ掛かりがある向きに裾を下にしておきます。→これが生地の布目の方向になります。引っ掛かりのある方が型紙裾部分になります。
型紙作り、裁断までが一番大変な作業になります。あなたがあなたの縫った服を着てコーディネイトを楽しめるように少しずつアドバイスをさせて頂きます。
縫製します
裁断までが大変でしたが、縫製もざっくり解説して参ります
縫製手順
- 後身頃から後中心は今回はわにします。着物生地は後中心を縫います。
- 前見ごろ仕上げます。見返しは身頃続きで裁断します
- ポケットを付けます
- 後身頃と前見ごろの肩を縫い合わせます
- 肩の縫い代は割ります。→片倒しにすると見返しを付けたとき縫い代がごろつきます。
- 袖を付けます→袖の縫い代は身頃側に倒してステッチで押さえます。
- 脇を縫う前に衿ぐりの見返しを付けますが、前端の見返しを身頃側に折って
その上に衿見返し布をを乗せて衿ぐりから前線まで衿ぐりを縫います。
衿ぐりは縫ってから縫い代に切り込みを入れて下さい。 - 身頃から袖続きで脇線を縫います。
- 前見返し裾部分も縫い、表に返して裾は三つ折りにして縫います。
- 袖口はゴム入りになりますので、ゴムの幅+0.7cmのところでゴムの入れ口を残して縫います
- ゴムを入れて出来上がり
- ゴムは1.5㎝幅がよいのですが入れにくいので1cmほどの物にしてゴムを通す幅を広く取ると
上手く入れる事が出来ます。
私はこちらのゴム通しを使っています。
手順は上記になります。
補足ですが、コーデュロイはピンボードというものを使ってアイロンすると光りません。
ベルベットメイトというものになりますがこのような物です。
光を防ぐにはこのベルベットメイト(ピンボード)の代わりにコーデュロイの端切れの表側をピンボードの代わりに使用してアイロンしてもてかりを防ぐ事が多少は出来ます。
縫製のチェックポイント
この度はコーデュロイという生地をメイン生地として使用致しました。
コーデュロイ生地使用と前あきが縫製のネックになりましたが、流れを把握されたかと思います。
私がこのパターンを説明させて頂いた訳は、オトナかわいいスモック及びチュニックとして活用度が高いと思ったからです。
本来スモックとか、チュニックは市販の物では、
このような感じのデザインは沢山ございます。
私の私の作品もこれと同等の物二なります。只ご自身でお生地を用意さ
れてあなたが自分で縫ったチュニック及びスモックは市販にはない思い入れが生まれて来るはずです。
私のブログでは作品の作り方をお伝えしていますので、ぜひ参考になさって下さい。
この度の作品はこんな感じになっています。
此方のデザインをあなたのお好きなお生地で作ってみて下さい。
まとめ
- オトナかわいいチュニックスモック型は応用価値がある
- 既製品ではないあなたの作品でおしゃれを楽しむ
- どこにもないものを生み出す喜びを味わって
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