古着リメイクではなくアップサイクルが今風らしい
アップサイクル(upcycle)リサイクルやリユースとは異なり、リメイクに近く、古くなったものを捨てずに再利用して循環させるという意味があるらしい。
リメイク、リサイクル、リユース・アップサイクルの違い
- リメイク 新に作り替えること
- リサイクル 廃棄物を原料に戻し形を変え再び使う事
- リユース 再使用
- アップサイクル デザインやアイデアを加え付加価値を与えること
かつてのブランド志向からの大いなる変貌を感じずにはいられません古着屋Jamなど有名店もあり、ビンテージ物まで数多く揃っていてとても盛況です。
ハンドメイドも業界も盛況でもありますが、今は古着販売業界も飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しています。
日本を代表するセレクトショップ「ビームス」は新規ブランド「ビームスクチュール」を立ち上げています。倉庫に抱えたデットストック品を一品物に蘇らせる事業です。
このように廃棄すると大変なコストがかかるため、又環境にも配慮して蘇らせる精神、運動が盛んになり、それを企業が取り入れているようになって来ているのが現状です。
私の手掛ける着物リメイクも、これからやるつもりの古着のリメイクも、ひょっとしたらこれからの時代に今より尚需要が高くなって来るのではないかと思っています。
ハンドメイドはリメイク&アップサイクルで益々盛況になる
着物リメイクとハンドメイドの色々を別カテゴリーにしてますが、ハンドメイドがあり、着物や古着リメイクがあるのであって、どちらも作りだすものに相違ありません。
もともとはユーズドの着物ですが、多分「5年着なかったらもう着ないって」で売りに出された物でしょう。
こちらも私のリメイク作品ですが、すでにお客様がご購入下さっています。
洋服生地で作った作品はあまり売れませんが、着物のリメイク品は必ず売れます。
只一品ずつデザインも変えるため沢山縫えませんし、価格もお安く出しているので、売上高は低いですけどもね。
新品の洋服生地で作った作品よりも、こちらの方がはるかにお客様が多いのはなぜでしょう?
着物素材が好きなこと、着物自身が一品物ということかと思います。
リメイクとアップサイクルは別物ではありますが、元の姿から変わるということには共通点があります。
手を加えるという意味でどちらもハンドメイドの分野に入ると思います。
リメイクも人気もっと人気になろうアップサイクルを手掛ける2人の女性
ニューヨークを拠点とする親友の二人組の女性の立ち上げたノット・フロム・コンセントレートは古着を手作業(ハンドメイド)でアップサイクルし、エキセントリックな洋服に生まれ変わらせ、お手頃なファストファッション価格で販売しているのです。
二人の女性(上の写真の人ではない)の一人が
洋服をカスタムしてリメイクと呼ばずにアップサイクルと呼ぶ理由を話してくれた。
アップサイクルとは洋服が捨てられゴミ箱に行く前に、もともとの形よりも良いものにするということも目的としていて、リメイクとはそのプロセスの事で、アップサイクルするためにリメイクするという意味だそうです。
ですので私がずっと手掛ける着物リメイク、も古着リメイクもアップサイクルということになります。
なんだか今までやって来た事が今後のハンドメイドの新しい道に繋がるような気がして来ました。
ハンドメイドという親カテゴリーの子カテゴリーであるリメイクをもっと研究してみるべきと思い返しています。
再生するという精神がハンドメイド力を尚養い、未来につながる事を確信えいます。
まとめ
- ハンドメイドの中にリメイクはある。
- アップサイクルのプロセスがリメイクである。
- 物を大切に思う心が又新しいハンドメイド作品を生む