甘すぎないオトナワンピースをハンドメイドするならやっぱり古着物でリメイクしましょう!!
個性を発揮できますし、唯一無二のオリジナルをあなた自身お身にまとう事が出来るのですから・・・
ざっくりとしたデザインもいいですし、フェミニンなデザインにするの、ガーリースタイルにもなります。無地のお着物生地だってワンピースにしたらフォーマルドレスにも変身します。
今回はゆったりシルエットの後開きのワンピースを制作して参ります。
素材は大島紬の霞文を用いています。
柔らかなお色味が、あなたの所へ春を連れて来てくれることでしょう!!
大島紬のワンピース第2弾 後途中釦のオトナかわいいワンピース 製図(パターン)
こちらの製図を参考に一部変更をして使用します。サイズはMLの原型を使用して展開して行きます。
着丈を変更しました。こちらの製図ですと着丈は約110cm程だったので着丈120㎝に変更しました。その際気を付けるのが、着丈を長く変更した場合裾幅も広く直す必要があります。長くなると裾幅を広げなければ足さばきが悪くなるからです。
こちらのパターンをウェストラインから下の部分を71cmから82cmにしています。
注:私は文化式に原型を使用していますので、上記のパターン画像とは寸法が多少変わって参ります。
オトナかわいいワンピース着物生地を裁断
裁断注意点4つ
- 生地早く35㎝幅なので、型紙の配置はその中に収まるように置いていく。
- 一番大きな型紙をまず先に置く(このパターンだと、スカート部分から)
- 小さな箇所の型紙は後からにする。スカート部分は生地幅が足りないので、生地からはみ出す分を型紙をカットして、合い印を付けておく。カットした方もカットされた方も布目を記しておく。又どことどこがつながるのかしっかり貴方が分かる印を付けておく。
- カットした型紙及び小さめの型紙はあとから置いて、裁断を完了する。
裁断は身頃部分や襟部分おくみ部分袖部分で有効に裁断をして行きます。
裁断を完了した時点で作業の3分の1が完了します。
オトナかわいいワンピースの縫製
大丈夫私だって少しずつできるようになったんだからね
縫製手順
- 前見ごろは着物生地なのでわには出来ないので、中心を縫います。縫い代は着用した時に右側になる方向に倒し、表から1.5mmのステッチをかけます。
- スカート部分のギャザー位置にギャザーを入れます。ギャザー押さえのない場合はぐし縫いでギャザーを寄せて失火ライ寸法通りに縫い止めます。
- 上見ごろスカート部分も上見ごろ同様右に縫い代を倒し表から1.5㎜の縫い代を押さえるステッチミシンをかけます。
- 上見ごろと前スカート部分を縫う
- 型紙の足りなかった部分のスカートの型紙部分を縫う。こちらは先に生地端にロックをかけておきます。この足りなかった部分と前スカートの部分を縫合。
- この剝ぎ合わせの部分にシームポケットを作ります。(シームポケットの作り方は後程詳しくべつの記事で解説致します。(今回は手順のみ)
- 後身頃の釦三つの開き部分を作製
- 後スカート部分を前同様に中心を縫って片倒し(縫い代は常に着用した状態の時の右倒し)
- 前と後ろの肩を縫い縫い代は後身頃側に倒して押さえステッチをかけます
- 袖を作ります。
- 袖と身頃を縫い合わせます。
- 袖は後袖側は狭いで広い方が前袖側です。
- 前袖と後ろ袖を袖口から5㎝のところで縫い止めスリットを入れます。
- カフスはこの度は2㎝幅の24㎝長さで作りますので、それに合わせた分ギャザーを寄せ縫い止め遠く(カフスはまだ付けません)
- スカート部分から袖にかけて脇を続けて縫います。
- 縫い代には先に一枚ずつロックをかけます。
- 縫い代はアイロンで割ります。
- 袖口にカフスをつけます。
- カフスと後ろの開き部分に釦ホールを施します。
以上が縫製手順になります。今後2点の着物リメイクワンピースの部分縫い解説をやって行きます。
一つ一つ丁寧に解説できるようにしてまいります。
今日の記事の中にちょっとした部分の画像はこちらになります。
このような仕上がりでした。細かな部分縫いは明日以降から行いたいと思います。
まとめ
- 基本は型紙作り
- 型紙は洋裁用です。生地幅に合わせてカットします。
- 着物生地は布目が分かりよく裁断は楽
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