ハンドメイド作家の価格設定はユーザー目線か自分目線|基準の3選
- 思う価格で設定
- 相場価格で設定
- 原価計算を元に設定
ハンドメイド作家は原価価格に基づき作業時間の賃金も含めて価格は設定していかないとなりません。
とは言っても綿密に上記を行うと販売価格は相場価格をかなり上回ってしまう事は間違いありません。
物価高の織り、材料費ハかなり高騰していますから、思った金額が設定できません。
又ユーザー達の買い控えも増してハンドメイドに限らず巷では物が売れにくくなっています。
そこで、まずはハンドメイド作家は自身の労働時間によるあなた自身の賃金を増やす為の効率性も考慮して行く必要があります。
そのためにどうするべきか・・・
そのためには、パターンを増やさず、一バターンをヒットさせる工夫を施したらいいかと思います。
これもたやすいことではございません。
しかしその試みをこの度の記事で実行して行きたいと思います。
もし、あなたがハンドメイドの量産を少し考え始めていらっしゃるのなら、この度のブログ記事参考二してみて下さい。
ハンドメイド作家|定番作品の価格設定の重要性
定番作品の価格設定を最初に必ず行う意味
定番作品はあなたのハンドメイドの要にになるものですから、その定番作品の価格設定が最も大切になってきます。
例えばユニクロなども、シーズンにもよるのですが、定番商品ってありますよね。
その定番商品の価格は大体安定しているかと思います。
ユニクロのTシャツで最も多く付けられている価格は1500でした。
其の1500円はデザイン性はシンプルな物ですが、カラーやサイズが大変豊富です。
ユニクロがどの商品を目玉としているのかは、シーズンによっても違うかと思いますが。
あなたが今後定番にして行きたい作品をまず価格に基づき利益が必ず出る方向性で一つ作り上げておきます。
私の場合は着物リメイクの長さが自在のコートワンピースを定番にしました。
このワンピースを定番の一つとしてまず設定しています。
このワンピースと別途、チュニックのカテゴリーを設けていたのですが、
ワンピースの着丈をお客様のご希望丈にして発送するようにしました。
定番としますから価格はいつも一定に設定しています。
この形のワンピースはこの価格にして行けばユーザーが迷いません。
確率して行けば、今度はどのように宣伝をかけるかという事になります。
同一デザインは最低5枚は必要です。
まず最初の段階では、ややゆったり目のL寸を定番のサイズと決めて作成をしています。
こうすることによって定番の1項目の価格設定が完了します。
定番商品の親カテゴリーの一つ目がまず決定して、価格も設定すれば、同じパターンを数点繰り返せば効率良く作品を一つの棚に並べる事ができました。
まずはあなたの架空ショップの棚の陳列を行うために価格設定をしっかり行いましょう。
又原価計算に基づき定番価格は設定して行って下さい。
着物リメイク作品の定番設定は洋服ハンドメイドよりも容易いのは・・・
着物リメイクはその着物が一枚づつ違っているので、定番設定がとてもやりやすいといる利点があります。
着物リメイクは定番のデザインを決めるのがとっても簡単よ!
私大きいサイズだけど着物リメイク大丈夫みたいね。
洋服生地も方がかえって幅広の人ってむ生地の容量が沢山必要なんでしょう?
その一枚ずつ違った素材でリメイク作品を作製する訳ですから、そう多くのデザインっていらないのですよ。
大きいサイズの人なら、もし幅の足りないときはマチを入れたり切り替えたりすればいいんですよ。
縦と横がしっかりと織り上げられている着物生地はちょい足しで生地を切り替えても布目がゆがまないので大変裁断縫製がやり易いのです。
私が古着物リメイクを推奨している訳は、素材だけでバリエーションが繰り広げる事が出来るので、あなたも楽しいですし、ユーザーもデザインは同等でも素材が変わる事でお愉しみ頂きるというメリットがあるからなのです。
より効率をはかるためにパターンを多く持たなくて済むのが着物リメイク作品なのです。
そうすれば、定番パターンの価格設定をしっかりと行い、何枚縫えばいくらになるかという計算を立てる事が安易になってくるのです。
例えば洋裁生地でリネンなどを使いリネンだけの商品を販売されているハンドメイド作家さんも、
パターンは一カテゴリーにおいて3パターンほどです。
サイズは2~3サイズほどで、カラーも5色ぐらいの方が多いです。
どのような分野の作家さんも目玉になる定番作品を持っています。
そして定番作品のセールスポイントをしっかりとアピールする術を身に着ける事に力を注ぎましょう!
私は、定番設定カテゴリー着物リメイク→ワンピース→コートワンピース
着物リメイクコートワンピース (フード付き・裏無し)(5-1)) 長さ明記より短く自在変更可
此方を設定しました。
ピラミッド状態の商品構成を築いていけば、無駄な作品作りをしないで済みます。
そして、定番価格や特価商品などを作りやすくなりますし、商品管理が大変分かり易くなります。
あなたも作品作り(作品棚)を整頓しつつ商品のディスプレイをイメージしてみて下さい。
そうして自身をショップオーナーとしてショップに立っているお気持ちを持って今後作品作りを行ってみてください。
今までにない、あなたの立場が描き出されて、価格設定を自身をもって設定できるようになります。
ハンドメイド制作|計画性の重要度
ハンドメイドの制作の計画性
ハンドメイド作家の問題点は、好きから抜け出せない事。
つまり、好きな物ばかり、自信のあるものばかリの制作に走り勝ちになる事です。
ハンドメイドと言えば趣味の世界なのですが、商売と考えるなら全く別物である事を認識しましょう。
そうでなければ結局趣味から抜け出せず、多くの利益を得る事が出来ないまま終わってしまいます。
仕入れ売り上げ売買差益の計算をいつも行い作品作りをして、売り物にする事を一番に考えて行かなければ成立して行きません。
その中で、私のような着物のリメイカーは、ついつい自分の好きな着物を形にかえたくなるので、
ともすれば、「オーダー」を受ける事が嫌になります。
しかし、カテゴリーの一つにオーダーもしくは、セミオーダーを設けたら嫌とは言ってられません。
むしろ、ユーザーの事を思えばその一つを入れるべきと考えています。
年内にはショップをもっと見やすく分かり易い物に作り変えねばとかんがえています。
面倒に思う部分も一つ設ける事で、ユーザーがもっとあなたに近づいて来て下さるかもしれません。
苦手も克服しないとショップオーナーとして成り立ちません。
定番を作り、定番価格設定を施し、根本をしっかり固めたショップ作り、ハンドメイド販売を行うために今後もっと有効な情報を発信して行きたいと思っております。
此方の記事を合わせてごらんください。
ハンドメイド作家のブランド力|適正作品販売価格設定で決まり!!
まとめ
- ハンドメイド作品の価格設定の重要性
- 着物リメイク作品は価格設定がやり易い
- ビジネスのハンドメイドは苦手のカテゴリーも一つ入れてみる
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